ハケンの品格
ドラマ「ハケンの品格」が、１３年ぶりに新たに放送されるそうです。
１３年とは、長いようで、あっという間の気もします。
ただ、この、１３年の間に、日本の社会もかなり変わった気がします。
確実に、日本は弱っていっていると実感します。
派遣社員は、どんどん増えています。
きっと、そうしないと、会社が持たないからでしょう。
デフレで価格競争が激しくて、正社員がやっていた仕事を派遣社員にやらせて。
そして、派遣社員に、どんどん押し付けて。
気がつけば、派遣社員しかいない職場も、たくさんあって。
派遣社員って、一時的な穴をふさぐための要員という意味であることを、みんなが忘れてしまったような。ただの安い労働者としか思っていない。
だから、労働者派遣法を改正して３年縛りを強化したり。
また、最近は、同一労働同一賃金なんて、言い出したんでしょうけど、人件費を抑えるために派遣に頼ってるんですから、それは無理な話でしょう。
そして、みんなの給料が上がらないどころか、下がってしまって、さらにデフレになるわけですよね。
この悪循環から抜け出すための、日本社会の根本的な構造改革が必要だと思います。
私は、中小零細企業をどんどん合併させて、日本全体の生産性を高めるべきだと思っています。そして、それを実現してくれる政治家が現れることを心から願っています。
